看護部

看護部長ごあいさつ

ミネルバ病院のある伊達市は北海道の南西部に位置し、南は噴火湾(内浦湾)に面し東は室蘭市、登別市、西と北は洞爺湖町と壮瞥町に隣接しています。
四季を通じて温暖な気候に恵まれていることから『北の湘南』とも呼ばれ、道内はもとより道外からも移住される方が増えています。

ミネルバ病院はこの恵まれた自然環境のなかで1998年11月に開設しました。
病院理念である『ロマンとモラル』のもと、ひと時の隠れ家的癒しの空間をひとつのコンセプトに地域に根ざした精神科病院を目指してきました。
そして看護部は、ミネルバ病院を選んでくれた患者さまの回復を願い、妥協することなく看護専門職のスキル向上に努めています。まだまだ精神科に対する偏見の意識は根深いものがあり、私たちは患者さまが地域から閉ざされないよう支援の力を磨き続けなければならないと考えます。

看護部体制について少しご説明しますと、看護部職員(看護師・准看護師・介護福祉士・看護助手)は約90名の規模としてはひかえめな組織です。看護単位は、外来・精神一般病棟・療養病棟・認知症治療病棟の4単位。子育て世代に優しい職場環境であることと、仕事に限らず家庭での困りごとも話せる仲間がいる素敵な職場であると私は自負しております。精神科看護・介護に着目しておられる関係者の皆さまの選択肢の一つになれば幸せでございます。

施設見学、就職に関するご相談は、
(代表)0142-21-2000 ・ 看護部長 大槻まで
ご連絡をお願いいたします。

看護部の理念

患者さま一人ひとりを大切に、その人らしい生活の実現に向けて、より質の高い看護を目指します

看護部の基本方針

1.人権を尊重し思いやりのある、やさしい看護をいたします
2.チームの一員としての役割と責任を果たします
3.自己研鑽し看護の向上に努めます

看護配置

1病棟 精神一般病棟
看護配置13:1 看護補助配置50:1

2病棟 精神療養病棟
看護配置・看護補助配置15:1

ムジー病棟 認知症治療病棟
看護配置20:1 看護補助配置25:1

病棟紹介

1病棟(精神一般病棟)
当病棟では、統合失調症や気分障害、アルコール依存症などの疾患により精神症状が現れ、不安や苦痛に困っている方や地域生活に困難が生じている方などが入院治療を受けています。開放的な環境の中で、作業療法士や精神保健福祉士、臨床心理士など他職種と共に患者さまのニーズを個別に捉え、早期の回復と安心して地域で暮らしていけるような支援体制を目指しております。
1病棟
2病棟(精神療養病棟)
様々な状況から長期の治療や療養が必要となった方が入院されています。誰もが病気になりたくてなったわけではありません。誰もがささやかながらでも希望をもっています。私達は「思いやりの心で寄り添う看護」を目標とし、患者さまの楽しみや希望をかなえられるよう援助を目指していきたいと想っております。病棟では季節感や気分転換を目的に毎月様々なレクレーションを行い、他職種と共に、高齢者を対象としたゲームや筋力up体操をはじめ、ピアサポーターを交えた地域生活に目を向けた活動など、一人一人のニーズにあわせて取り組んでいます。
2病棟
ムジー病棟(認知症治療病棟)
『ムジー』とは、スワヒリ語で、ご老人・長老に敬意を表した呼称です。認知症の周辺症状(BPSD=せん妄・抑うつ・興奮・徘徊・妄想など)により、自宅での生活が難しくなった方、施設での生活が難しくなった方などが入院されています。薬物療法と平行して、集団リハビリテーション(体操・音楽・製作活動など)や個別リハビリテーション(回想療法・趣味活動など)も行っています。看護・介護スタッフは薬物の使用を最小限にして、患者さまが笑顔になれるようにカンフォータブルケアを学習中で、日々の業務の中に取り入れていこうと日々取り組んでいます。
ムジー病棟

訪問看護

リハビリテーションはこちら

看護職員の負担軽減および処遇改善に関する取り組み事項